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  • 井上

竿!!(ネック)


「箱」ときたらお次は「竿(ネック)」ですよね。

ボディは音を鳴らす場所ですが、その音の高低をリアルタイムに決めて行くのがネックです。楽器としてボディと同じぐらい大切な部分です。

以前のブログ記事ネックの仕込み」でご紹介しておりましたがその後どうなったのか・・・。

あれからもうちょっと寝かされたネックたちです。

ぐっすり休ませ狂いをださせましょう。

充分に時間をおいたら、それぞれボディに合わせた「ヘッドプレート」を接着していきます。

こんな具合に↓

Cクランプと呼ばれる万力を2つ使用して、2本のネックのヘッドプレートをいっぺんに接着しています。お互いのヘッド面でお互いのヘッドプレートを接着しているようなイメージですね。このまましばらく時間を置きます。

以下は見事ヘッドプレートが接着されたネックです。

☆表

☆裏

上の状態はバンドソーで荒々しく切り取っただけの状態ですが、ここからいくつかの工程を経てさわり心地の良く演奏しやすいネックに仕上げていきます。

先ずはルーターで・・・

ネックのグリップ部分を専用治具を駆使して削ります。

ここもまだ粗加工です。徐々に完成に近づけていきますよ~・・・。

ちなみにヘッドの厚みや外周、ヒールの大きさなどはこの段階でほぼ完成に近い状態です。写真を見比べてみていただけるとだいぶ削り込まれてきたのがお分かりいただけると思います。

ここからはとっても繊細な作業になってきますので・・・地味ですっ!!

写真では見た目の変化がわかりづらいです!!

では、続きはまた次の機械に~ノシ

#工場

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