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 Kakumae Ukulele Seriesは、平成265月に「オクターブチューニングがドライバー1本で合わせられるウクレレ」として発表され、瞬く間にウクレレ業界を席捲しなかった。 

 特徴はほかにも,、①ソプラノ・コンサート・テナーの3スケールすべてが一般的なものよりも短く設計されている事、②スケールに合わせボディも少し小さく設計されていること、③短いスケールでも音量が大きく鳴るように工夫されたボディ構造、④GotohUPTペグを標準搭載しよりチューニングの精度を上げていること、⑤ギター工場の利点を生かし貴重なフレイムメイプル材に着色をした色彩豊かなモデルがラインナップされていることが挙げられる。

 非常にニッチな同社のウクレレは、全国のディーラーで販売されており、ウクレレのチューニングに不満を持つ耳の良いプレイヤーや、色がきれいだから購入したハイセンスなウクレレフリークのウクレレライフを盛り上げている。

​ 意外と初心者が一目見てビビッ!と来て買って帰るという報告も全国から集まっている。

​ニッチなウクレレ

​ペナント

  ペナントは、木刀と並んで修学旅行のお土産ツートップとして、日本人の心に青春と共に刻み付けられている。

 また筆者(34)からすると、幼い時に田舎の祖父母の家へ帰った夏休み、元は親戚の叔父の部屋だったという一間を寝室として借り、そこで壁に飾られた二等辺三角形のものをペナントと知り、その昭和の遺物を物珍しく見たものであった。ちなみに木刀もなぜか押し入れから布団を出すとそこにしまってあった。

 お土産としての木刀の起源は、昭和30年代に福島県会津若松市で白虎刀をイメージして販売したことと言われている。木刀はいまだに全国のお土産屋で販売されており人気が高い。しかし修学旅行で学生が買う場合、担任や学校の許可がなくてはお土産屋は販売できないというではないか。世知辛い世の中になったものだ。

 一方ペナントは、下級の騎士が槍の先につけた旗や、軍艦が掲げていた旗などが起源とされる。その長さはかなり長く、昭和のお土産ペナントとは少し違ったようだが。

 お土産のペナントは、昭和33年に野球の優勝ペナントをモチーフに東京タワーの絵柄で販売を開始されたことが起源とされている。発売以来爆発的な売れ行きで、瞬く間に全国に広がっていった。観光地の風景と名称が入ったデザインで、部屋に飾ればどこに行ったか一目瞭然のお土産として人気を博した。

 この機会にペナントをインターネットで調べてみると「エジプト」だとか「ソビエト」とカタカナで書かれ​、該当国の観光地が描かれているペナントが見つかった。明らかに現地のものではないだろうペナントはどういう理由で販売されていたのだろうかと謎が残った。

​ 閑話休題、時代は流れ、携帯電話・PHSの急速な普及に伴いお土産屋のラインナップも変わっていった。いわゆる「ケータイストラップ」なるものが各地のお土産屋で台頭したことで、あわれペナントは徐々に時代の隅に追いやられ、そして消えていった。

​朝 刊
4 1
(月曜日)

発行人

Kakumae

〒390-0702

​長野県塩尻市広丘

野村1871-1

0263-54-3940

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エイプリルフール

 上記広告はジョークですが、クリックすると該当のサイトに行きます。大阪でティーズギター、東京でKakumaeをよろしくね!

​改元記念モデル 発表

 有限会社ティーズギター(本社:長野県塩尻市、代表取締役社長:高橋 謙次)は、41日に同社ウクレレブランド「Kakumae Ukulele Series(カクマエ ウクレレ シリーズ)」より、改元を記念して新モデルを発売することを発表した。 

 Kakumaeの新モデル発表は、この度の改元によって新しい時代に突入し、昭和が忘れられてしまうのではないかという危惧に突き動かされた結果である。

​ 平成のこの時代に昭和の一つ前の元号・時代である「大正」を振り返ることは極端に少ない。本日新しい元号が発表され、51日から新元号の時代となる。平成までは懐かしさと共に振り返っても、昭和は大正と同じように新しい時代の勢いに流され、歴史上の一時代として距離感ができてしまうだろう。その結果、昭和もまた他の元号の中に埋もれてしまうのではないか、とKakumaeは考えた。

ペナントとウクレレの融合

ペナレレを作ろう。

 そこで同ブランドは、チームメンバーが正月の9連休にリビングで見たというテレビ番組にインスピレーションを受け、改元記念モデルの製作を決意した。

 改元記念モデルのテーマはこうだ「平成の終わりによみがえる、昭和を象徴する消えたお土産ウクレレ」

​ 消えた昭和のお土産とは、ズバリ ペナント である。 

 そうして、2019年のエイプリルフールウクレレの製作テーマが決まり、具体的な作業に突入していった。

​壮絶極まる生産の様子

 さて、ここからは口調を変えて、特に知りたくもない生産の様子をあなたにお届け!

 インターネットで「ペナント お土産」と検索を掛け、多くの情報から独自の研究を重ねたKakumaeチームだったが、数々のくだらない困難にぶち当たりました。

​ 最初に書いた図面では、サイズが大きすぎて材の長さが足りない!?→図面小さくしようっ!!だったり、ヘッド部分の加工につても、段付きヘッドか角度付きヘッドかで迷いました。弦をナットに押し付けるための角度をが必要なので結構重要。でもテンションバーつければ良いのでは?という結論に落ち着きすぐさま解決!

 他にも、初めはコンサートスケールで製作する予定でしたが、ペナントの形でペグの配置を考えると、どうにもヘッド部分に余裕がない→よしソプラノだ!など製作しながらの変更が多かったような気がします。

 ペナレレの基本構造はワイゼンボーンを参考にしており、指板の下にも空洞が広がっています。空洞はどのぐらいかというと、上部はナットまで、下部はブリッジの下にまでが共鳴胴として確保されているんです。その構造のおかげもなく、本機はあまり鳴りません() しかし!そこは製造前に予想できたこと!!我々ウクレレチームは先回りしてその欠点を補いました。そう、それは「サイドサウンドホール」です。この構造を採用することによって、直接サウンドが演奏者へと飛び出し音が多きく最高に聞こえるんです。そうなるはずでした・・・

 鳴りに関しては置いておいたとして、写真をご覧ください、普段のウクレレではありえないようなブレーシングパターンで大変画期的です。サイド板は強度のために厚さ10mmほどありますので、それが鳴りに影響しているのかなーと思います。

 印刷物を張り付けてからの塗装、という内容は意外とあります。エレキギターのOEMでは様々な柄の紙やフィルムが支給されてきます。今回、自分たちで印刷した紙で行うのは初めてだったのですぐ失敗しました。マホガニーに直接貼って塗装したところ、マホガニー色と木目が透けてしまったんです。OEM先の皆さんは良い紙を支給してくれていたんだと実感しつつ、マホボディを真っ白に塗装することで解決しました。それでは完成品をご覧ください~♪

S64-H31cst Special Edition

Specifications

 

Scale:Soprano(346mm)

Finger board:Rosewood

Body:mahogany

Bridge:Rosewood

Nut&saddle:Bone

​Pegs:UPT-UBN-CW

Finish:Pennant with Fringe

Price

​¥20,190,401​ (Tax in)

 Kakumaeと言うブランド名は、弊社工場がある地名「角前」からもらっています。それを昭和感あふれるフォントと色遣いで、見事に「ペナント感」を表現できたと自負しております。いろいろパーツが被っていますが、このペナレレの一番の見どころですっ!

 ペナントにおける「観光地ゾーン」​には弊社がある長野県の観光地を掲載。左上:松本城、左下:善光寺、右:北アルプスとなっております。中心のウクレレはKakumaeでも珍しいファンフレットのOSモデルをあしらって「角前」のすべてを表現しました。