ベルトからバフに切り替えてシーラー研磨の続きです。
先ずはバフの交換!!
今まさに外しているのはトップコートを磨くためのバフですが、上に置かれている青みががったバフがサテンバフと呼ばれる粗いバフです。
でかいナットをでかいレンチで外して・・・。
完了!!
では早速サテンバフを!!
この工程では、ベルトでは当てづらかった部分を中心に行います。ベルトは硬いので平面など磨きやすいですが、ペーパーの端で傷をつけてしまうそれがあるので隅っこやへこんでいる場所なんかは苦手なんです。
ここではネックとボディの接合部をかけています。
ベルト掛けたところもありますが、広い面などはベルトの磨き傷を木目方向に揃えたりもしてます。
トップも掛けますよ~。
サイドもかけていきましょう。
こんな感じでもう一段階下地を整えていきます。
ふぅ。これで下準備は完璧だぜ。
ではトップコートをっと・・・・
しかしまたもや、トップコートはお預けですっ!!
まだあります。
まだ磨き切れていないところがあります。
最後はやっぱり人の手なんです!!
いくぜ「手磨き」!!
うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!
ごしごし!!
こういう段差はやはり改めて人の手で整えます。
ごしごし!!
サウンドホールの縁の部分もきれいに整えます。
ごしごし!!
ネックエンドとサウンドホールの間にちょこっと残ったトップ面も丁寧に!!
ごしごし!!
隅っこは逃さず手磨き!!
最後に磨いた粉をエアーでしゅ~っと吹き飛ばして・・・
やっと本当に「シーラー研磨」が完了します。
とっても地味な工程ですが、美しいウクレレの塗装のためにこの下地作りはとっても重要なんです。
最後にサテンバフの工程を動画でご覧ください。
流れるような作業でつい見とれます・・・。
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